さて・・・

息子が生まれて3年半になろうとしてます。
ぼくの場合、フリーランスなので自宅が仕事場であり、生活の場であります。
となると、当然、子供とも24時間一緒にいることになります。
楽しいですけど、本当に大変っすね。
もちろん、子供の世話は、大変っす。
オムツ変えたり、ミルク作ったり、散歩行ったり、ご飯を食べさせたり、お風呂に入れたり、寝かしつけたり…。
この3年半、同窓会に1回行ったことと、出張に1回、友達の家に1度寄った以外、プライベートで外部とのほとんど接触はありません。
でも、そういった大変さは、子供の成長を自分の目でしっかりと見ることで、全然苦じゃなくなります。
それは、本当に不思議。
初めて寝返りが打てたときは、拍手しましたよね。
初めてトイレでおしっこできたときは、心底報われた気持ちになりました。
今でも、息子の笑ってる顔を見ていると、生きてきてよかったと思えます。

子育てで本当に大変と感じたことは、そこかしこで頭をもたげる昭和的価値観やエゴを抑えること。
息子が生まれたばかりのころは、ある程度の”愛のムチ”は必要なんじゃないのか、と思っていました。
ぼく自身、多動児で、喘息&てんかん持ちだったもんで、いろんな方向ではみ出た子供でした。
なので、親にはシバかれまくっておりました。
押し入れにもよく閉じ込められたし、外にも放り出されていました。
つねられたり、手や頭を軽くはたかれることは、日常茶飯事でしたし。
自分自身に原因があると思っていたので、親の愛のムチは、素直に受け止めていました。
だから、虐待とか思ったことはありませんし、今も虐待だったとは思っていません。
自分のやらかしてきたことを思えば、親は本当に手を焼いたんだろうなと思います。
愛ゆえにということを子どもながらに理解していました。

だからこそ、令和的価値観とのギャップを埋めることに、かなりエネルギーを使っています。
どんなに仕事が忙しくても、息子が泣き始めたら、それは目の前の問題で、すぐに解決する必要があります。
特に0歳のころは、泣くことにはいろんな意味があり、ときには命にかかわることもあるわけです。
おしっこなのか、おなかが痛いのか、おなかがすいたのか…。
ともあれ、仕事を中断して立ち上がる、そのときに気持ちがイガイガしてしていました。
優先すべきは何か。
仕事か、子供か。
当然、子供です。
何のために仕事をしているのか。
家族との幸せを維持するため。
仕事のリズムが崩れても、時間のしわ寄せがきても、それはぼくの問題です。
イガイガする気持ちは、ぼくのエゴなわけです。
本当に必要なことは何か。
息子の気持ちに寄り添うこと。
気持ちに寄り添うには、時間が必要です。

キレイごとを言っていると思うかもしれませんが、奥さんもいっぱいいっぱい。
ぼくもいっぱいいっぱい。
だから、イガイガした気持ちは、ぼくの小さな器をうすーく、ひろーく伸ばして越えていきたいと思います。

あら。こんなことを書こうと思ってたわけじゃないのに、吐き出してしまいました。
ま、今はこんな感じです。
頑張っていきます。







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