11月21日で、54歳になりました。
今年は、いろいろあわただしくて、嬉しかったり、悩んだり。
難しいのは子育てですね。
自分の価値観とのずれと摩擦、気持ちのイガイガとの闘いっすね。
でも、基本、楽しい毎日を過ごしています。
誕生日は、5年ぶりくらいに海釣りをさせてもらいました。
小潮の下げ潮ということもあり、釣果は小アジ2尾。
やっぱ釣りは楽しいっすね。
そろそろいろいろと切羽詰まってきたので、新しい分野にも積極的にチャレンジする予定です。
その結果は乞うご期待（笑）。
頑張りまっす。
11月21日に、無事51歳になりました。
この1年は、コロナということもあり、昨年末に生まれた息子とガッツリと向き合うことになりました。
はじめての寝返り、おすわり、ハイハイも、あらゆる ” はじめて ” を間近に見ることができて幸せな時間でした。
人間って、生まれたときからいろんなプログラムが既に仕込まれてるんですね。
オロオロしっぱなしでしたが、勇気づけられました。
子育てって「イクメン」なんてぬるい言葉に当てはめられるほど、甘くはありませんね。
生まれたばかりのときは、自分の首すら動かすことができないわけです。
そんな赤ちゃんを守りながら成長させなきゃいけない…。
ミルクに、お風呂、離乳食、うんちにしっこ…気を付けなきゃいけないことがたくさんあって、奥さんと二人がかりなのに、時間もエネルギーも全然足りません。
世のお母さん方は、本当にすごいなと思います。
と、今年はそんなこんなでしたが、これからは僕がもっと頑張って、安定した家庭を作っていかなきゃなりません。
9月には大学院も無事に卒業できました。
自分のライティングスキルに自信を持って、いろんなことにチャレンジしていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。The post 51になりました first appeared on Studio Nomade.]]>
何者でもなかった僕は、50年後ライターになり、パソコンの図解書を書いている。
喋るのが苦手で、そのままの思いを伝え切れないもどかしさを、僕は常に抱えていた。
それは今もあまり変わらない。
体力もなく、面白くもない僕は、グツグツとエネルギーだけを溜め込んでいた。
それを解消してくれたのが、書くことだった。
小学校一年生のとき、遠足の感想を書いた作文を担任の田中先生に褒められた。
初めてノートに花丸を描いてもらった。
きっかけはたったそれだけだ。
服を着るにしても、髪型を整えるにしても、誰かしらの目を気にして、何かしらの基準に従ってしまうけれども、書くときだけは自由でいられる気がした。
いつの間にか、書くことは僕自身になっていた。
しかし、ライターになれたのは、自分で勝ち取ったわけじゃない。
また、すぐになれたわけでもない。
大学では、夢に浮かれてなれるモノになろうとしたけれども、何者にもなれなかった。
十年ほど失敗を繰り返した。
バラバラになって、何も描けず、どこにも立てず、ただ睨み付けているだけのムシだった。
いろんな人を傷つけたし、自分を貶めた。
反省したり、絶望したり、怒り狂ったりした後、
自分の中の無駄な物を省いて、削り落として最後に残った物が書くことだった。
そして、導かれるようにたどり着いた。
そんな僕を受け止め、書かせてくれている人たちに心から感謝している。
僕は、一人で書いているわけではない。
書かせてもらっている。
今、こうしてライターとしてこのブログを書いていることがとても幸せだ。
書くということは、考えるということ。
僕は、僕の人生を、僕がみている世界を考えて、言葉にできることを嬉しく思う。
僕にとってそれが生きているということだから。
こんなクソ真面目なことを書くのは、50歳になったからということだけではない。
今、病室から書いている。
原因不明の激しい腹痛にのたうちまわって、ようやく落ち着いたところだ。
命の危険を感じたわけではない。
８日後に息子が生まれる。
僕は父として生まれ変わる。
その決意を書きたくなった。
これからも僕は書き続ける僕でありたい。The post 生まれて半世紀 first appeared on Studio Nomade.]]>