Buddiah Balfomie Boffemyu

Buddiah Balfomie Boffemyu(ブッディア・バルフォミエ・ボッフェミュ)、略してBuBu(ブブ)。
うちで飼っているミニブタの名前だ。
品種はベトナム原産のポットベリーで、女の子、8歳になる。
ミニブタと聞くと、抱えられるほどのサイズを思い浮かべる人が多いようだけれども、100kg以下の品種をミニと呼んでいるだけで、大型犬ほどのサイズだ。
体重も70kg近くある。
このブブ、奥さんが元々飼っていて、アメリカからやってきた。
最初にニックネームのBuBuが決まって、それに合わせた本名を決めたとのこと。
「Buddiah=仏様のような女の子」という意味で、後の2つの単語に意味はなく、リズムとニュアンスなんだとか。
さすがラッパー。
名前にリズムを刻むとは。

あまり知られていないことだが、ミニブタはかなり賢い。
お座りやおあずけはもちろん、回れや伏せ、フラフープの中に入るなんて言うことも簡単にやってのける。
それに、こちらでルールを設定してやれば、それを理解し、キッチリこなせる柔軟性も持ち合わせている。
人を見て態度を変えたり、声色を聞き分けて状況判断したりする。
ずっと見ていても飽きないくらい面白い。
懐いてくれればもっと面白いのだけれども……。

僕が奥さんと出会ったとき、ブブはすでに5歳。
ブブにとって僕は新参者なので、ブブよりも下位ランクにいる。
夜の公園で初めて対面し、わざとではないのだけれども、脅かしてしまったのだ。
以来、僕への印象は最悪。
あれこれと手を尽くして、関係改善を計ってみたものの、今のところ効果なし。
下っ端の僕は、ブブのエリア(寝室)に入ることすら許されない。
一歩でも入ろうものなら、噛みつこうと突進してくるのだ。
とはいえ、猪突猛進で、曲がることができないので、かわすことはそんなに難しいことじゃない。
それに振り返ったり、飛び上がったりすることもできないので、ブブのお尻側を歩いていれば、基本的に安全だ。

これまでは、ブブの敵意をかわしながら、うまく付き合ってきたけれども、根本的に関係改善を図らなければならなくなった。
12月に子供が生まれる。
ただでさえ、子供の面倒にかなりのエネルギーが取られる。
さらに、北海道犬のさくらもいる。
子供が産まれるまでに、僕とブブの関係、ブブとさくらの関係を穏やかなものにしておきたい。
そこで、トレーナーを付けることになった。

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