飛鳥の写真が発売になりました!

奈良県明日香村。飛鳥時代の飛鳥です。
飛鳥という場所が、昔からものすごく好きで、もう何度も行っています。
小学3年生の時に、オヤジから譲り受けたじいちゃんの一眼レフをもって、初めて撮影旅行したのも飛鳥です。
飛鳥には、亀石や酒船石、猿石、二面石など、使途不明だけど、ユーモラスで、謎めいた遺構がたくさんあります。
聖徳太子、蘇我馬子、中臣鎌足、大化の改新・・・伝説と史実が入り混じってあやふやだけど、キラキラしてる時代。
京都や奈良よりも泥臭く、懐かしく、それでいて常に新鮮というか、古代文明臭がプンプンして、それがワクワクさせてくれるのです。
行くたびに発見があり、気持ちが和らぎます。
関西に来ることがあれば、ぜひ行ってほしい所です。

猿石:吉備姫古墳にあるんですが、この石像が大好きで、飛鳥に着くとまず見に行きます(笑)

鬼の雪隠:元は古墳の石室、つまりお棺です。古墳の盛土がなくなって、蓋(鬼の俎板)と別れて現在の位置にあるとのことですが、この巨大な石が転がって、蓋と別れてしまうようなことって何だろうと思うと、おもしろいです。

鬼の俎板:鬼の雪隠(石室)の蓋部分です。

明日香村の田園風景:日本の原風景だなーと思います。

橘寺:聖徳太子が生まれた場所といわれています。ここにある二面石もユーモラスで好きな石造です。

二面石;善悪の顔を表していると言われています。

橘寺の聖徳太子誕生の碑

岡寺:日本三大仏の塑造如意輪観音坐像を本尊とするお寺です。白鳳時代の塑像(土で作った大仏)が圧巻です。

酒船石:薬を作ったとか占いにつかったとか、言われていますが、何に使ったのかわかりません。すぐそばにある酒船石遺跡の亀形石造物と関連があるのではといわれています。

酒船石遺跡の亀形石造物と小判型石造物。庭園だったとか祭祀に使われたとか言われていますが、用途はわかっていません。この亀の顔がいいっすよね。

飛鳥寺:日本で一番古い仏像「飛鳥大仏」が本尊として安置されています。面長で少し吊り上がったアーモンドアイなど、白鳳時代の特長がよく表れている仏像だということです。ちょっとアンバランスだけども、柔和な感じが好きな仏さまです。

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